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ゆの日和

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「 モンサントの不自然な食べもの」

今日、TVや新聞で伝えられたニュース。TPPや農業の高齢化等の対策として農地集約や賃借売買がし易くなる様に専門の部署をつくる、との事。



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まあ、要するにTPPに参加して安い農産物が海外から来た時に負けない位安く売れる様に、効率をもっと良く出来る様小さい日本の田畑を大きな一枚にしたり、企業等財源がある所が農地を取得して農業に参入したり出来る様に、国がお金を投入して外国に負けない体制をつくるぞ。という様な事だと思うのですが、皆さんは感心がお有りでしょうか?


日本の様な国土の狭い国がカナダやアメリカ、オーストラリア等スケールメリットを活かした農業をしている国と同じ土俵に上がろうとしているのだとすれば、いくらサムライの国とはいえ、こればかりは柔よく剛を制すとはなかなかいかないのではないでしょうか?


自分のやっている農薬も化学肥料も使用しないで、少しずつ多品目栽培するというスタイルとは全く逆の政策が推し進められていく訳ですが、何れにせよTPPをきっかけに、今までスポットの当たりにくかった農業について、消費者の方にも考えて頂く良い機会になるのではないかと、密かに期待しています。


農薬って使った方がいいのか,悪いのか?化学肥料を使った方がいいのか、悪いのか?美味しさとは?安全とは?なんで高いのか、又安いのか?その中から農業に答えを出すのは他ならぬ消費者の皆さんですからね。その時に求められる農園である為にまだまだ努力していかなければいけません。




そんな選択肢の中に〝遺伝子組み換え作物〟という物が有りますが、これこそが効率化を追い求めていった時にたどり着く答えの一つになりつつあります。


大豆は生やしたいけど雑草は生やしたく無い。そんな時に雑草を根こそぎ枯らす除草剤を撒いても枯れない大豆を、遺伝子を組み換えて出来たもの。それが〝遺伝子組み換え作物〟ですね。そしてその〝遺伝子組み換え作物〟を開発しているのは実は除草剤メーカーという現実。



遠い何処かのお話に思えますが、実際は原材料名に小麦、大豆、とうもろこし、等としか書いてない場合は〝遺伝子組み換え作物〟の可能性もある訳で、ホントは誰もが関わっている問題。そんな問題について取材したフランスのドキュメンタリー映画、「 モンサントの不自然な食べもの」の上映会が6/2に富士宮で富士山麓有機農業推進協議会の主催で開催されますので、興味の有る方は是非見に来て下さい。僕も一足先に拝見しましたが、かなりショッキングな内容。是非沢山の方に足を運んで頂いて、これからの農業について興味を持って頂けたらと思います。



尚、富士宮の上映会は前売り券をお買い求め頂くと、富士山麓有機農業推進協議会所属の農家の野菜が貰えます!ゆのさや農園でも野菜を用意させて頂く予定ですが、詳しくはお問い合わせ下さい。















「 モンサントの不自然な食べもの」

2013年6月2日(日)10:00~13:30~
富士宮市民文化会館 小ホール
静岡県富士宮市宮町14-2
【入場料】1000円
【お問い合わせ先】
担当:宮下亮太さん TEL:080-6583-2505
Mail:ryota2505z@ezweb.ne.jp
【主催】富士山麓有機農業推進協議会
by yunobiyori | 2013-04-24 23:50 | イベント