前に
わな猟技術講習会に参加させて貰った人を対象にした研修会に、伊豆半島は天城にあるイズシカ問屋さんへ行って来ました。
今現在、静岡県には鹿が沢山増えていてその数は二万頭に上るとも言われているらしいですが、その事で生体系が崩れ、自然被害や農作物被害が深刻な問題となっています。その鹿もまだ増え続けているらしく、その対策として特に鹿の生息数の多い伊豆半島に誕生したのがこのイズシカ問屋で、駆除された鹿を買い取り、食肉に加工して販売しているという全国にもそう例のない施設という事で、今回見学させて頂きました。
自分は現在わな、銃、ともに猟免許を取得していませんが、農業と自然界は繋がっていますし、身辺に猟師さんも多い環境で、今後の自分の農園、獣害の現状に対しては大変勉強になる講習会でした。
近くのスーパーでは
鹿のお肉
鹿のコロッケやメンチカツ
鹿肉サラダ丼
等が販売されていました。
大事なのは成果ですが、この施設が出来た事によって新しく猟の免許を取得する人も増え、結果捕獲量も増えて、肝心の農作物被害は減少しているとの事です。
ゆのではまだ被害は少ないようですが、近辺では鹿や猪の被害に悩む仲間の情報も耳にします。長い目で見れば目を背ける訳にはいかないだろう、と思っています。