立春を過ぎ暦の上では春を迎えましたが、ここの所の春雨や生暖かい南風を感じると春の訪れを感じずにはいられません。
しかし、出荷日が決まっている以上天候がどうであれ収穫も毎週必ずしなければいけない訳で、それが雨の日という事も良くある事なんですが、ちょっと気が重いもんです。
台風や強風の日に収穫しなければいけないのに比べればなんて事無いんですが、足下悪いしカッパはドロドロになるし。
でも野菜の品質にとっては最高のコンディション。雨降りの日は野菜が水を吸い上げて瑞々しく、洗わずともすでに濡れているし、気温も高く無いのでしおれる事も無く、見るからに美味しそう。
晴れている日はしおれない様に収穫後ざっと洗ったり、日陰においておいたりと気を使って収穫していますが、雨の日の方が更にいい状態に見えます。
ゆのさやの野菜を待ってくれている方々へ、少しでもいい状態の野菜が届けられる。そう思える事が雨の日の収穫の気分を随分紛らわせてくれます。