かねてより予定していた東京の旅。
実家は東京にありますが、ゆながまだ小さいので今年は正月も帰省せず、東京に来るのも随分と久し振りです。と言っても今回は僕一人での東京滞在となりました。
目的は大きく三つ。一つはあのBeatlesのドラマー、リンゴ☆スターのライブを見に行く事。そして当農園の野菜を使って頂いている中野新橋の〝ロマンス食堂〟さんにお伺いする事。そして最後に先日ゆのにお越し下さった方のお店、
PORTER CLASSICさんと、
GROK LEATHERさんにお邪魔する事。というこゆ〜い内容で、一泊二日の強硬日程での決行となりました。
先ず1日目は出荷からです。いつもの様に午前中の出荷を済ませ、発送のお野菜をJPさんに集荷して頂き、早めのランチをとってから家族3人で直ぐに出発。この日はパルさんの納品もあったり沢山穫れている人参を直売所に納品したりと、何件か納品を済ませてから富士駅へ。僕はここで降ろしてもらい残りの配達はつまさや&ゆなにバトンタッチ。ここから一路東京を目指します。
そんでもってうとうとしたりしながら電車に揺られる事三時間。初体験のゆりかもめにのってやってきましたお台場。
会場はzepp tokyo。あのBeatlesのリンゴにこんなちっちゃな箱(二千人位)やってもらえるなんてスゴいっっっっ!
恥ずかしながら若かりし頃にありがちな音楽の道を志していた時もあり、また自分はたたきもの一筋だったので(和太鼓、ドラム、ジャンベetc)どんな音楽を聴いても先ずドラムに耳がいってしまうのですが、実は一番好きなドラマーがリンゴスターなんです。凄くシンプルなドラムセットから繰り出されるシンプルなリズム。でも、そこには色んなアイデアが詰まっていてとってもユニーク。ブログ読者の方にどれ位beatlemaniaの方がいらっしゃるか分かりませんが、例えば"
Ticket To Ride"や〝
Tomorrow Never Knows〟"
Strawberry Fields Forever"等の彼のドラムプレイは秀逸で、とにかくかゆい所に手の届く子気味良いリラックスした感じの彼のプレイはジョン・ボーナムやチャーリー・ワッツよりもずっと好きです。勿論比べられる様な物でも無いんですがとにかく昔からBeatlesが好きだったので来日が決まった時は〝行きたい〟ではなく〝行きます〟でした。これだけはごめんなさい、〝行きます〟
それに生で"
Yellow Submarine"が聴けるなんてっっ!凄くないですか?夢の様でスッッッt;k[q02o-d@qt!!
いやあ、スゴかったです。72才。あんなファンキーなおじいちゃんになりたいです。
そして興奮冷めやらぬまま、一緒にいった友人と恵比寿で食事をしてから中新へ
ロマンスさんにたどり着いたのは日付も変わる頃でした。
最初はたまたまお客さんがいらっしゃらなかったので、お陰ではるちゃんと色んな話しが出来て良かったです。今年の作付けなんかの具体的なお話もそうなんですが、生産者、飲食店それぞれの立場から〝いいもの〟を提供するには、そんな根っこの部分の話しまでじっくり出来てホントに良い機会になりました。丑三つ時頃にようやく旧友がやって来て、僕の野菜のファン(自分でいうの恥ずかしいですが、そうおっしゃってくれてたんでっ)の方もたまたま居合わせていらっしゃったので、そのまま朝までわいわいと。浅いトコから深いトコまで話しは尽きず。遂には空が明らんできてしまったのでいよいよお開きに。タマにはこんな夜もありかなあ。
〜続く〜